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  • 執筆者の写真Chie Watanabe

気功治療とは(1)・・・なぜか涙が出ることも!?

更新日:2023年6月14日

先日初めていらした患者さん、いろいろお辛い症状があっての来院ですが、治療中は明るくお話しされていて、治療も瞑想も全て終え、治療の仕上げに彼女に必要なヨガのポーズを一緒にとると、「涙が出てきました・・・。」とのこと。

この方に限らず、特にはじめてしんらにいらっしゃった患者さんは、治療中に涙がつーっと落ちたり、瞑想中涙があふれてきたりする方がよくいらっしゃいます。


辛い症状は、過去のトラウマが原因で起きていることも多くあります。悲しみや不安、怒りなどの経験は根強く心に残り、同じことが起きると「以前も嫌な思いをしたな。」と過去の出来事を参照して同じ感情を起こし、増幅させ、考え方のくせ、心のくせを作っていきます。たまったネガティブな感情は、嚢腫や筋腫などかたまりとなって身体に溜まったり、出せずに飲み込んだ感情は胃や十二指腸などの潰瘍となったりすることもあります。


治療では、そんな心の檻を浄化していきます。意識に上がってくることもあれば、無意識のまま涙になって洗い流されることもあります。涙が出るとは限りませんし、治療を重ねるごとに、少しずつ少しずつ雪の塊を削っていくように溶けていくこともあります。


トラウマがなくなると、過去の出来事を参照しなくてよくなるので、新しく起きた出来事に対して、今までは嫌だったことも流せるようになったり、新しい意味づけができるようになります。

「また、こんなひどいことを言われた」と傷つき嫌な気分になるのではなく、「この人は忙しくてイライラしているんだな。」と流せると随分楽に生きられるようになります。


鍼灸や漢方、アロマなど勉強してきましたが、不快な症状の根本にアプローチできる気功治療に勝るものはないと自信を持ってお勧めします!










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